久しぶりにサントラのadditionを聴きました。鳥の形をした光の使徒との戦闘で流れるハレルヤが入ってるんですが、おそらくみんなが聴きたがっていた曲が前三枚には収録されていなかったので、additionに入れたという感じです。
実はこのサントラだけは余り繰り返して聴きたくなかったので、遠ざけていました。理由は、レイ・アスカ・ミサトの歌う「残酷な天使のテーゼ」。当時聴いたときは、本家の高橋洋子バージョンと比べて、軽い感じがしたのと、音程がちょっと狂ってるように聞こえて、聴いてるこっちが恥ずかしくなってきて身悶えしてたのですが、今聴き直したら、なかなかよかったです。うーん、やっぱり懐かしいからでしょうか。特にレイのパートがイイです。さすがメグ姉。ミサトは作戦指揮を執る強い女というキャラクターなので、どうしても前のめりの感が否めませんが。(※後でwikipediaで検索したら、ミサトの声優をやっている三石琴乃さんは歌は余り得意ではないとのことでした。)
CDドラマ「終局の続き」は、テレビでは言えないようなことをアスカが言いまくってます。凄いなぁ。あと、清川元夢さんがこの仕事良く受けたなぁというのが率直な感想。清川さんのお茶らけっぷりや、かつて演じていた特撮物のような台詞が聴けるのも貴重です。ナディアからのファンには感涙モノですよ。カヲルは完全にシンジ君のことを愛するキャラ(アスカ談)という設定になっています。
アスカが喋りまくってますが、アスカのアスカによるアスカのためのCDドラマとも言えなくもありません。肝心の主役である碇シンジは、やっと途中から出てくる(しかも渚カヲルが登場するずっと後)という有様です。
ペンペンも喋ってくれるのですが、そういや1997年当時、女子高生の間でチョベリグって言葉流行ってたなぁと懐かしい気持ちになりました。よくぞセリフに残してくれたって感じです。聴いてるだけで楽しくなってくるCDドラマです。
クラシックも何曲か収録されてます。でもクラシックファンではない人は、サビだけ聴いて飛ばすといった感じでしょうか。Fly me to the moonのレイ、アスカ、ミサトそれぞれのバージョンも聴けます。
ミサトさんの次回予告はいつ聴いてもいいなぁということで、ADDITIONのライナーノートは締めくくらせていただきます。